2007年3月27日火曜日

仮設電気工事

地鎮祭が終わった後、一旦2人で家に戻った。

他の用事などを済ませ、午後になってから再び現地へ行った。仮設電気工事は旦那っちがを行うのだ。私はただ見学の為に着いて行った。

長さ6.3m、直径89.1mmの鋼管ポール(定価17,000円)が暫く庭に転がしてあったが、今日やっと出番が来た様だ。 見学者から見た作業手順はこんなカンジでした(↓)。

1.  ポールを挿し込む穴を掘る
2.  ポールに防雨スイッチ・ボックスと引込み線を取り付ける
3.  ポールを穴に挿し込む
4.  ポールの周りに土を盛り、足で踏み固める
5.  更にハンマーで叩き固める

旦那っちの作業が早いのか、あっと言う間に終わりました。
全工程10分くらい・・だったかな。。

こんなんで倒れないの?と心配する私に「倒そうと思っても倒れない」と旦那っちは太鼓判を押した。

現場に来たついでに、先日の地盤改良工事の後を見て回った。2日前に視察に来た時より、コンクリート杭が固まっている。雨も降らなかったし、良かった、良かった。このタイミングで雨は絶対イヤだ。。やり直しになるのもイヤだ。結果的に地盤改良工事後1週間降らなかったので、天の神に感謝だ!

--- あとがき ---
後日、旦那っちに10分の工程をこんな風に書いたと見せたら、それまでの下準備が全く書かれていない・・と不満げにボソッと言われた。

・・のでここに、彼がした下準備のステップを書き記しておくことにしよう。

1.  現地調査をし、電柱の番号を調べる(電柱には一本一本富士-XXXとか名称が付いている)。
2.  東京電力(以下 東電)への申請の為、図面を作成する
3.  東電に1) FAX共通申込書と 2) 臨時電気使用申込書を提出し、臨時工事費として8,000円を支払う

FAXでも申請は出来るようだが、旦那っちは直接出向いたので その場で申請が通り、送確日(=送電開始日)についてもその場で合意が得られたらしい。送確日には東電の下請け会社が電気を入れにきて、その後、東電がブレーカーの容量やボルト数が適正に設定されているか確認しに来るのがプロセスの様だ。

今回は内落(=仮設電気工事)の二日後、即ち申請日から数えて6日後が送確日となった。

うちの場合、ブレーカーの容量は30Aで充分なので、電力量計(=電気メーター)取り付け板は不要!(光Oneの木村カエラ風)

臨時電気の場合、東電の決まりでは単相100v・30A以下は電力量計を設置しない。これはつまり、仮に電気を24時間ぶっ続けで使用したとしても30A以下である限り、電気代は同じということに。。

んー?? 一般ユーザからしてみれば何だか腑に落ちない?
 
仮設受電設備工事に関する参照URL:
http://www.miyaki-denki.co.jp/pages/faq/reference/faq1-1.html

地鎮祭

美味しい緑の青梗菜(チンゲンサイ)♪  来ないで欲しい地震災。。。   なんちゃって~    -_-;)

3月18日(日)は地鎮祭だった。

「朝8:30きっかりに始めますから」と工務店の社長から連絡を受けていたので、10分前には現地に到着する様に旦那っちと2人で家を出たが、車で現地に着くと5人の男性が既に地鎮祭の準備をしているのが見えた。

丁度 神座の四隅にスコップで穴を掘り、斎竹(いみだけ)を立てて注連縄(しめなわ)を巡らせているところだった。

工務店の社長と建築士、そして神主さんまでは分かったが、他に面識のない男性が2人いらした。地鎮祭が終わった後で工務店の社長が「基礎工事会社の棟梁と木工建築の棟梁だ」と紹介して下さった。

朝から風の強い日で、四垂れ(よたれ)の紙垂(しで)を下げるが、吹き飛ばされたのを追いかけ、拾っては下げ直すこと数度。

神饌(しんせん)と御神酒も祭壇に供えられた。米、塩、畑の幸(人参、ちんげん菜、ネギを右に、パイナップル、伊予柑を左に)、海の幸(鯛、スルメ、昆布)、御神酒は勝手分からぬ私達2人に代わって全てK社長が用意して下さった。 深謝。。

四方祓いと言うのだろうか、神主さんが、施工主の紹介と工事着工の報告みたいな言葉を唱えた後、時計回りに四隅を回り、塩と榊を各隅に置いた。

その後、工事に関わる一人ひとりが順に(=旦那っち、私、K社長、建築士の先生、木工建築の棟梁、基礎工事の棟梁の順)前へ進み、二拝、二拍手、一拝で工事の無事を祈念し、神主さんが今度は米を四隅に撒き、また少しお唱えした。


        二拝、二拍手、一拝


それが終わると続いて直会(なおらい)。奉献した御神酒を開け、参加者全員がその場で形式的な乾杯をするのだ。

生まれて初めて体験する地鎮祭という儀式はこうして滞りなく終わった。 

2人でこれから建てる家の“主(あるじ)”になることの責任を自覚し、土地に宿る神(はたまた精霊か魂か霊か、その対象ははっきり分からないながらも)に「この土地を私達に使わせて下さい。調和を尊び大切に使います」と誓願する様な神聖な気持ちになった。

下世話な話だが、記録として末筆にお金の話も書き留めておこう。。

地鎮祭の費用は3万円だった。神主さんへのお礼が2万円、そして神饌や御神酒代を含めて工務店に1万円 -- K社長のお言葉に従った。

地鎮祭に関する参照URL:
http://allabout.co.jp/house/homebuilding/closeup/CU20010524/index.htm

2007年3月25日日曜日

地盤改良

2月2日(金)に、工務店を介して地盤調査会社に地盤を調べてもらったが、1週間ほど経ってから届いたレポートの結果は、地盤が弱い可能性があることを示していた。

長さ2.5mのコンクリート杭を29本打つ必要があるということで、以下の2通りの見積もりを出してもらった。

  乾式柱状改良工事        数量  単価    金額
    改良工              72.5  3,600  261,000
        (材工一式) 固定材配合 250kg/㎥    
    運搬費              1.0  50,000  50,000
    施工管理費           1.0  20,000  20,000
    諸経費              1.0  34,000  34,000
    消費税(5%)                     18,250
    ======================================
    合計                          383,250

 湿式柱状改良工事:        数量  単価    金額
    改良工              72.5  4,100  297,250
        (材工一式) 固定材配合 300kg/㎥ 
    運搬費              1.0 100,000 100,000
    施工管理費           1.0  20,000  20,000
    諸経費              1.0  41,750   41,750
    消費税(5%)                     22,950
    ======================================
    合計                          481,950

乾式柱状改良工事にするか湿式柱状改良工事にするか旦那っちと2人で少し迷ったが、程なく湿式で行ってもらう事に決めた。10万円足らずの差額なので、その差額を惜しんで将来後悔するようなことになったら、きっと悔やんでも悔やみきれないと思い、ここでは出し惜しみしないことにした。 安くはないが地震ですぐに倒壊するような家では安心して暮らせないので、ここでは“安心”を買っておくことにしたのだ。 

実際の地盤改良は3月16日(金)に行われた。生憎この日は旦那っちも私も群馬へ行かなければならない用があり、工事に立ち会うことができなかったので、Jさんに立会い代理を依頼し、作業工程を写真に収めてもらった。


                地盤改良工事中


                地盤改良工事後

数日前には「16日の金曜日は雨」と天気予報で言われていたが、幸運にも雨は降らなかった。

群馬から戻ると早速現場を視察しに行った。更地に杭がいっぱい打たれており、工事の形跡があった。立ち会えなかったのは残念だが、まぁ仕方ない・・。

工務店に電話を入れると、地盤改良工事は問題なく行われたという話だった。立会いをしてくれたJさんからも同じような報告を受けた。

地盤補強の為に出来る限りのことはしたが、どの程度の地震まで持ち堪えることが出来るお家になるのだろう。M7以上の大地震が来てしまったらどうなるのだろう。。

しかし考えてもどうにもならないことで悩んでも仕方ないので、あまり心配するのは止めておこう。

さて、18日(日)は地鎮祭だ。

2007年3月19日月曜日

挨拶回り

暫く振りに今週は少し動きがあった。

とうとう 3月16日(金)に地盤改良を行うことが決定したので、12日(月)は工務店の社長自ら、私達の新居のご近所のお宅に、工事が始まる旨のご連絡とご挨拶に行って下さった。

翌日13日(火)、仕事を抜けられない旦那っちに代わって私もご近所8軒にお菓子折りを持って挨拶に伺った。

  京のお菓子:http://item.rakuten.co.jp/ogurasansou/c/0000000143/

8軒中3軒はお留守だったので、翌日、翌々日と伺い直し、14日に残りの内2軒、15日に最後の1軒面会が叶い、3日掛けて全軒回り終えた。地盤改良が始まる前に、隣接するご近所さん8軒全てに、工事の騒音など迷惑をかけることに関してお詫びしておきたかったので一安心。 ファースト・タッチはまずまずでした。 ちょっと寒い日ではあったけどお天気は良かったし、皆さん優しそうな方々ばかりで清々しい気分で帰途に着いた。

2007年2月5日月曜日

とりあえず今日から始めよう!

去年から度々家を買う話が出ていた。 「広い敷地が欲しいねー」というのが 2人共通の漠然とした第一希望。 中古の一軒家でもいいと思っていた。 

ところが欲しかった中古物件は訳あって買えず、一から出直した所で、更地 が見つかった。 近くに川が流れている云わば「田園地帯」(笑)と住宅街の 境目くらいの、接道の良い平坦な東南角地。何と駅まで徒歩8分という、 私の希望に適った物件だ。 早速購入の意思表示をし。。。(中略)

2月2日に地盤調査の業者が来て、4隅と中央に穴を開けてデータを取って いった。 私と一級建築士の方が立ち会った。工務店に地盤調査会社の 技術者から送付されてくるデータを元に、今後 地盤強化をしなければいけ ないか決断がなされなければならないが、それについての話は また後日。


          地盤調査 by ○○エンジニアリング

今日は、決済の日でした。 仲介した不動産業者、売主、司法書士の先生、 そして私たち買主が銀行の応接室に集まり、滞りなく行われた。

夕方、改めて工務店に出向き、K社長に間取りや構造、コストに関する質問を、30位した。 今後細かい点については更に詰めていかなければならない。

今日は屋根に関して40分ほど話し合った。 以前からK社長はコロニアルを 勧めてくれていたが、旦那っちは「どうしてもコロニアルは嫌だ」 と譲らない。 そこで今日は、ルーフ・トステムのTルーフという商品のパンフを見せて頂いた。

決めきれずに工務店を後にしたが、家に帰ってきてからウェブなどを見て他の商品とも比較検討。 旦那っちも やっとTルーフに決定する 気になってきたようだ。 色はチャコール・グレイかオリーブ・グリーンかな。

http://www.rooftostem.co.jp/t%20color.htm

旦那っちが立面図をササッと書いてくれた。 ふーん、こんなカンジのお家 になるのか。。  話が前後するが、間取りは、ローン申請以前に自分達で ドラフトを作成し、それを元に設計士の方に清書して頂いた。 ローン申請 に必要だったので、取り急ぎ作成してもらい、細かい変更点は後から決めて いくことで工務店と合意している。

本当に出来るのかな、大きな倉庫付きの3階建てのマイ・ホーム。。 イタリア語で Casa con il Magazzino  (^_^)

不安とワクワクが入り混じる。 
やることもいっぱいだし。 分からない事だらけだし。 
でも、とりあえず今日からブログをつけてみよう!